貴方が欲しい


キッチンに着くと会議を始めた



「瑠佳、莉磨、何作ろう…」


「枢様が好きそうなもの…」


「何かしらねぇ」と呟く瑠佳



「何があると思う?…」ん?まって




「なんで瑠佳私が枢好きって知ってるの?!?!?」





すると莉磨がすかさず



「瑠璃と一緒に居て気づかない人の方がむしろいないと思うわ」





「そうね」





私は顔を真っ赤にした




「もう!瑠佳も莉磨もひどいっ」





「まぁまぁ、今日一緒に作るんだし!許して?」





「むぅっ」/////




本当に何作ろう




「枢様の好きなもの何か知らないの?」と瑠佳が聞いてきた





「う〜ん…甘いものはあまり好きじゃなさそう…」






「瑠璃をあげれば?」






「え?」






瑠佳は「それがあったか」というようにそうよそようよとちゃかしてきた




「寮長、瑠璃のこと大好きだし」


莉磨は続ける





「なっちょっと!莉磨!真剣に考えてよぉ〜〜」





莉磨はクスッと笑ってごめんごめんと謝った





「あ、なら甘さ控えめのトリュフはどうかしら?」

と瑠佳



「わぁ!それイイ!!!」




「じゃあ決定ね!」




さすが!瑠佳!さえてる!




「よし!瑠佳!莉磨!今からトリュフ作り頑張ろ〜!!!!!!!おー!!」





これから私達はトリュフを作るだけなのに何時間もかけてしまことも知らなかった





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