大宇宙の戦士(仮題)
「総帥補佐…マジェスタ本部より緊急入電です。」
オペレーターが進言する。
「本部?…モニターにつなげ。」
ギースは渋々ながら伝える。
「は…はい、つなぎます。」
オペレーターの操作により、全面モニターに電源が入る。
『…これはどうした事だ?…ジュピターが何故地球に残っているのだ。』
モニターに映る色白の男が訊ねた。
「…これはこれはマジェスタ本部長殿…」
ギースは冷静に話しだす。
『この艦隊は何だと聞いている!…それに、奴は…鉄仮面はどこにいるのだ!』
「鉄仮面だと?…我らが総帥に向かってその口の聞き方は何だ!銀河パトロールはマジェスタ本部とも一線をなす独立部隊だぞ!」
『くっ…』
マジェスタ本部長は言葉に詰まる。
「…ま…あなた方の気持ちも分かる。…だが、今回の任は銀河パトロール下層部にも極秘の最重要任務だ。…悪いが、接触は控えてくれ。」
ギースが頭を垂れる。
『…仕方無い…議会には宜しく伝えよう。』
そしてモニターから画像が落ちた。
「…まったく、あの方は何を考えている?…マジェスタ本部ならずとも、不可思議に感じるだろう。」
言ってギースは上空を見据える。心なし虚しさが伺えた。
そしてブリッジ中央、総帥の指令席を見据えた。『貴様は何を考えている…総帥…いや“鉄仮面”』
オペレーターが進言する。
「本部?…モニターにつなげ。」
ギースは渋々ながら伝える。
「は…はい、つなぎます。」
オペレーターの操作により、全面モニターに電源が入る。
『…これはどうした事だ?…ジュピターが何故地球に残っているのだ。』
モニターに映る色白の男が訊ねた。
「…これはこれはマジェスタ本部長殿…」
ギースは冷静に話しだす。
『この艦隊は何だと聞いている!…それに、奴は…鉄仮面はどこにいるのだ!』
「鉄仮面だと?…我らが総帥に向かってその口の聞き方は何だ!銀河パトロールはマジェスタ本部とも一線をなす独立部隊だぞ!」
『くっ…』
マジェスタ本部長は言葉に詰まる。
「…ま…あなた方の気持ちも分かる。…だが、今回の任は銀河パトロール下層部にも極秘の最重要任務だ。…悪いが、接触は控えてくれ。」
ギースが頭を垂れる。
『…仕方無い…議会には宜しく伝えよう。』
そしてモニターから画像が落ちた。
「…まったく、あの方は何を考えている?…マジェスタ本部ならずとも、不可思議に感じるだろう。」
言ってギースは上空を見据える。心なし虚しさが伺えた。
そしてブリッジ中央、総帥の指令席を見据えた。『貴様は何を考えている…総帥…いや“鉄仮面”』