部長の溺愛に困惑しています。
今日私を会議に出席させてくれたのは、森崎さんが休みだからという理由だけじゃなく…

私の為なの…?


そんな自意識過剰なことを思ってしまう…





「乾杯」


先程のグラスにシャンパンを注ぐと、綺麗なゴールド色に真っ白な泡が弾ける。

そしてお互いのグラスを合わせると、私は部長の少しあとでシャンパンを口に含んだ。






「美味しいです」


シャンパンなんてそれ程飲んだことがなく、味なんてよくわかんない。

だけど…この時のシャンパンはとても美味しかった。
< 171 / 329 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop