部長の溺愛に困惑しています。
暗闇の中、心のどこかでキスを待ってしまう自分に思いっきり否定しながら目を開けると…

部長は私をじっと見つめたまま何も言わない。







「な、なんですか?」

「…俺にキスされたいのか?」


部長のその発言に更にカァっと顔が赤くなる。






「そ、そんなことっ……」

「…あるような顔してるぞ」


私を真っ直ぐ見つめる部長はもっとこっちに距離をつめてきて、私を部屋の壁まで追いやった。
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