部長の溺愛に困惑しています。
そして熱い顔を両手で覆って、締め付けられる胸をぐっと押さえ込むのに必死になっていた。



今のって…告白なのかな。

どうしよう……嬉しい。



私にキスした理由を聞きたかったのは…

私のことをどう思ってるのか知りたかったから…


まだ遠まわしで全然わからないことだらけだけど…こんなにも嬉しいなんて………





「うぅ…」


ドキドキし過ぎて苦しいよ。

泣きそう…









好き。



部長…










好きになっちゃったよ…







ならないって決めてたのにな……








「彩蓮!?」

「だああああーーーーーーっっっ!!!!」



部長に対する気持ちに気づいて1人で浸っている所に、心配そうな園子が駆けつけた。
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