部長の溺愛に困惑しています。
そんな私に気がついたのか、部長は私から目をそらすと缶をキッチンのカウンターに置きしばらく黙り込んだ後で言った。





「まさかお前が酒飲むようになるとはな…あんなチビだったのに」

「ぇ?」


ぼそぼそと話す部長だったがここまでハッキリ聞こえて来た。




チビだったのに…?

その言い方って…どういう……





「あのっ…」


私が立ち上がって部長に詰め寄ろうとすると、彼は私にニコッと笑顔を向けそれを見た私は動きを止める。






「ただ今質問は受け付けません」

「は、はぁ?」
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