部長の溺愛に困惑しています。
いつもそうやって誤魔化す!

今の発言を聞いてしまった以上、気持ち悪くてもう聞かずにはいられないってば!






「私は聞きます!今の何なんですか!?今だけじゃありません!前にも今のようなこと何度もありました!」


会社に入社した時からそうだった。

部長は最初から…私に対して変だった。



まるで…

私を前から知っているような口ぶりだった……





また黙り込む部長に私は勇気を出して近づいて、彼が話してくれるまで厳しい目を向けて待つことにした。

キッチンの中に入り彼が逃げられないようガードする私を見て、さすがの部長も困っているみたいな顔をする。






「逃がしませんよ!」
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