部長の溺愛に困惑しています。
「広瀬さんから聞いちゃったもんね。ちなみにあんたとの関係も実は前々から聞いてたもんねー」

「は!?」


べーっと舌を出す明咲は、意地悪な笑みを浮かべながら晩酌のビールをグビッと飲む。





「な、なにそれ!?部長から何を聞いたの?」

「何ってそのままよ。あんたと会社でいちゃつきまくってるとか、あんたの会社での行いとか色々ね」

「………」


いちゃ、つき…………?

そんなことまで明咲に話したの…?




恥ずかし過ぎて明咲の顔見られない。






「あんたのこと…どうやったら振り向かせられるかって悩んでたわよ」

「え?」


それを聞いた私はしばし停止する。







「え?……ええっっ!?」



そして、叫んだ。
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