部長の溺愛に困惑しています。
な、なんなのよ!

あの余裕な感じが腹立つ~!!

そりゃあ私は初めてだけどさ…


とうとうこの日が来たのか。

いつかは来るとは思ってたけどこんなに緊張するんだ…


ベットにゴロンと横になり緊張している自分をほぐすように丸まった体制を取る。





さっき…「お前冷めてるんだろ」って言った部長の言葉も引っかかる。

そんなふうに見えてたんだ…ちょっとショックだな。

確かに恥ずかしいから仕事場でも彼を避けてしまうこともあるけど…それは好きだからなのに…


前よりももっともっと…好きになってるのになぁ…

どうしたら伝わるかな。






ポタ…


「きゃっ」


目を瞑った状態で色々と考えていたら、突然頬に冷たいものが落ちて来てびっくりして起き上がると、お風呂上がりでバスローブを着た部長が私に覆いかぶさって来る。
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