部長の溺愛に困惑しています。
やった!住む家決まったよー!!

喜ぶのはまだ早いけど嬉しい…



家探しにはルームシェアも視野に入れてたんだけど、どうも抵抗があってなかなか踏み込めないでいた。


やっぱり知らない人と暮らすのってどこか怖いと思ってたし、

人見知りな訳じゃないけど…社会人になってからは他人との関わりはなるべく避けたいって思ってた。



けど明咲と一緒ならむしろ大歓迎!


毎日お喋り出来るし楽しくなりそうだ。





「仕事の方はどうするつもり?」


マグカップを片手に持ちながら私を心配そうに見つめる明咲は、私の両親よりもずっと親のようだ。


私を心配してくれる姉のような存在でもあるような…

何にせよ私よりも高い所にいる人には変わりないが。
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