(仮)二人の世界
第二章
香夏子が目覚めると、窓の外からシトシトと雨が降っていた。香夏子はそっとベットから出るとひんやりとした部屋の空気に触れてプルっと震えると、床に落ちている襦袢を着て腰ひもで縛ると、TAKUMAの寝顔をそっと見る(寝顔だけみるとあどけない少年の様で、本当に昨夜の魔物のようなギラリとした男性が、同じ人とは思えないわ~)とスヤスヤと可愛い顔して寝息をするTAKUMAをみつめていたが、そっと寝室をでた。広いリビングには、昨夜の激しい営みの跡が残っていたのを香夏子は見ると頬が火照ると、少しばかりぼんやりするが、はっとして片付けた。奥にある小さなキッチンに立ち、湯を沸かし、手を洗っていると玄関のドアからノックをする音が聞こえたので、ビクっとしたが、か細い声で、「はい?」と答えた香夏子。ドアの外から、「TAKUMA~帰ってきたんだなぁ!今しがた、パン屋に行ったら、お前の好きだったパンがあったからついでに買ってきたんだよ~、お裾分けに来たんだ~、開けてくれないか!」と男性の声がしたので、香夏子は自分の恰好を見て困惑し戸惑う始末…すると、寝室から出てきたTAKUMAが、香夏子にそっと抱きついて首筋に口づけをし、「おはよう」と…香夏子も小さく「おはよう」というとドアをまた、ノックする音がしたので、TAKUMAは、香夏子に「奥に行ってなさい」と呟くので、香夏子はそそくさとキッチンへ向かった。TAKUMAは、ドアを開けて、「やあ、おはよう~」と爽やかな笑顔で、男性に言う「久しぶりだなぁ~、元気だったか?」と男性はTAKUMAの肩をたたき元気な声で言う。男性とTAKUMAは少しぼそぼそと話しあっている。玄関から離れた香夏子だが、玄関から、キッチンの間には木彫りの透かし屏風が間仕切りになっているだけで、丸見えではないが、奥にあるキッチンは少しばかり玄関からでも見えている男性の視線を感じる香夏子は小刻みに震えだした。(まだいたのねぇ~?!あいつ…ここにまだ住んでいるんだわ~)香夏子は自身の身体を抱き、吐き気を堪えた。香夏子は頭を振り深呼吸をして、キャベツを洗い千切りをして、水に浸し、フライパンを出して、オリーブオイルを流し、コンロの火をつけた。ぼっと火が出ると少し香夏子はばんやりしてしまった。TAKUMAが、「香夏子!危ないよ!」と香夏子の傍にかけよってきたので、香夏子は「あぁ、ごめんなさい」と火をとめた。温まっていたフライパンの中に一口大のベーコンを乗せると、ジュと音がなる。再度コンロの火をつける香夏子。その様子を見ていたTAKUMAは、「まだ、眠いのかな~」と香夏子の腰に両手を添えて、首筋にフッと息をかけると香夏子は「キャっ!」と甘い声出すと背にいるTAKUMAの顔ジロリと睨みつけて「邪魔しないで!」と囁いたら、「はい、はい」とTAKUMAは、もらったパンを温めだした。香夏子はフライパンにあるベーコンを裏返し水切りしたキャベツをベーコンの上にのせて、くぼみを二つ作りその中に卵を落とし、胡椒と塩をササッと入れてから、少々の水を加えて蓋をした。湯もわいてるので、何種類かある紅茶の中から、TAKUMAにはハーブ系にして、香夏子自身はローズヒップの味にした。紅茶を注いでいる香夏子をじっとTAKUMAは見つめて、香夏子の鼻唄を聞きながら、暖めていたパンを皿にのせるとテーブルに置いた。香夏子はクルリと回るとコンロにあるフライパンのなかにある目玉焼きと格闘しては身体がリズムをきざみながら、上手に鼻歌をならしながら、くるくると戸棚にある皿を出し、目玉焼きと、小鍋で作ってた温野菜を皿にのせて、指差し確認をして、大きく頷き「よし!」と一言…。TAKUMAは思わず、プッと噴出して、香夏子に近づき優しくそっと抱きしめて「可愛いよ~」とおでこにキスをした。「えっ、何が~?」と香夏子は不思議そうな声を発したので、余計にTAKUMAの心の中が温かくなった。「出来たみたいだね、食べようか」と香夏子に言うと「はい」と笑顔になった。二人はテーブルをはさみ椅子に向かい合わせに座り、シンクロするかのように同時「いただきます」というと二人は互いの顔を見つめて微笑みあう。TAKUMAは紅茶を啜り飲むと・・・カップを見つめて、「あいつ、まだ、香夏子の事・・・」と呟いた。との言葉を聞き、パンをかじる香夏子の手が止まった(まだ?あの視線は!…)と香夏子の頭に過ると、あの光景が蘇り香夏子の両手が震えだし、呼吸が荒くなりだした。TAKUMAは、(あぁ!まずい)と思ったが、香夏子のパンを持つ左手にそっと自身の手を乗せてポンポンと撫でると「大丈夫だよ~」と微笑んだ。「なんか、部屋に彼女またせているから~とか、あとで時間あれば紹介したいんだ!とかいっていたからね~」とTAKUMAは、香夏子を真っ直ぐに見つめて諭すかのように囁いた。「さぁ、食べようか」とTAKUMAは、目の前にある目玉焼きを口にした。香夏子は食べてるTAKUMAの姿をじっと見つめていたが、香夏子も口の中にあるパンをモグモグと食し出しすと、TAKUMAは、頬づえして、クスクスと笑うので、きょとんした瞳で香夏子はTAKUMA見つめると「いい眺め!」とTAKUMAの瞳が一点を捉えた。(ドキっ)香夏子はゆっくり視線の先をみると襦袢が少し肌蹴て片側の小さな胸がみえていたのだ。「いやん」と襟を正し、頬と耳がポッ火照りだす香夏子だった。そんな香夏子を優しい眼差しでみつめてから、TAKUMAは、「今日は~雨みたいだから、ゆっくり…出来るねぇ~」と妖艶な笑みで、香夏子に囁いた。香夏子はピクッと全身に電流が流れる感覚になり少しばかり身体が跳ねたが、俯き耳を赤くして、紅茶を啜った。朝食を終えるとTAKUMAは、ソファーに座って脚を組んで、ネタ帳をパラパラとめくり、木製テーブルにあるA4用紙くらいの紙に、何かしら書き込んでゆく。
香夏子は、そんなTAKUMAの姿を見つめて(はじまった!・・・今の間に片付けしてから、シャワーでも浴びようかな~)とかんがえながら、また、鼻歌をならしながら、行動していた。朝方はヒンヤリしていたリビングも今はとても温かなぬくもりが漂っていた。
下の階にいた師匠は、隣に寝ている橋本を目の前にして(橋本~、なぜここに~?!)ゆっくりと上半身を起こすと、橋本がもぞもぞしてパチクリと瞳を開き、「師匠、おはよう~」と満面の笑みで師匠を見つめた。師匠は「おはよう、風邪ひいてないか?」と橋本のおでこを撫でると、橋本はその手を握り師匠を引き寄せて、口づけをし、口の中に舌を絡みいれてきた。(う、はぁぁ、はし、はしもと~)と師匠は橋本の愛らしさが愛おしく思うと、応呼し舌を橋本の口の中に入れて、橋本の上着を捲りあげて胸板に手を添えて乳首をゆっくりと回し捏ねるのだ、橋本は「はぁ~ん、し、師匠~」と喘ぎ、胸板を反らし、空いている手で師匠の肉竿をぎゅっと握る(う、んっ)と師匠の竿がビクっとした。師匠は一層橋本の口の中の舌を上下にしたり激しくかき乱すと、橋本の身体が、一瞬にして火照りだす「うぐっ、ふぁ~師匠~、お願い~だよぁ~」と懇願し、ズボンを下し、反りたち濡れ始めた下着を脱ぎ、「師匠~、はぁはぁ、たまらないよ~」と言って股を開く。そんな可愛く懇願する橋本を師匠は見つめている内に、鼓動が高鳴り、橋本の逸物を握るとそっと撫でてゆき、時より激しく擦る「はあぁ~ん」と橋本が声を上げた…。(あっ!今の声…上に聞こえたかな?…否…聞こえることはない)と師匠はふとっ思うが、師匠は橋本の逸物をぺろぺろと舐めてから、加えた。橋本は歓喜し喘いだ(し、師匠~、や、やっぱり、僕だけだよね~。僕をはぁはぁ)と橋本は思い耽る。師匠の口の中で一層大きくなった橋本の逸物を師匠は感じて、「はぁはぁ、橋本~、いいのかい」と囁くと「おくれよ~、」と紅顔な橋本は呟いた。師匠は、作務衣を脱ぎ、橋本の極秘の肉穴に顔を近づけて、舌で舐める「ふあぁああ~」と橋本は一層大きな声で喘ぐ。師匠はそんな橋本の憂う顔を見つめながら、肉穴に自身の肉竿を差し込んだ刹那橋本は「あっ、はぁ~ん、はぁはぁ」と喘ぐ。師匠は一瞬、瞳を閉じた際にTAKUMAの笑顔がよぎったので、はっとして、橋本を見つめた(はぁはぁ~、わ、悪い~、こんな、こんなに、愛おしぃ~、おまえを~)と思うと、思い切りに橋本の身体に肉竿を突っ込む師匠である。艶めかしい空気が部屋に広がった。二人は繋がり燃え上がるが、心の隅にモヤがかかっていることなんて、ふたりには感じることはなかった…朝である。(はぁあ、師匠~好きだよ~、僕だけ、見つめて)と橋本…(はぁはぁ、こんな時に~あいつが、なぜちらつくんだ、くそっ)よ師匠…。
そんなふたりの想いは窓の外から聞こえてくる雨音がかき消してゆくのだ。
香夏子は、そんなTAKUMAの姿を見つめて(はじまった!・・・今の間に片付けしてから、シャワーでも浴びようかな~)とかんがえながら、また、鼻歌をならしながら、行動していた。朝方はヒンヤリしていたリビングも今はとても温かなぬくもりが漂っていた。
下の階にいた師匠は、隣に寝ている橋本を目の前にして(橋本~、なぜここに~?!)ゆっくりと上半身を起こすと、橋本がもぞもぞしてパチクリと瞳を開き、「師匠、おはよう~」と満面の笑みで師匠を見つめた。師匠は「おはよう、風邪ひいてないか?」と橋本のおでこを撫でると、橋本はその手を握り師匠を引き寄せて、口づけをし、口の中に舌を絡みいれてきた。(う、はぁぁ、はし、はしもと~)と師匠は橋本の愛らしさが愛おしく思うと、応呼し舌を橋本の口の中に入れて、橋本の上着を捲りあげて胸板に手を添えて乳首をゆっくりと回し捏ねるのだ、橋本は「はぁ~ん、し、師匠~」と喘ぎ、胸板を反らし、空いている手で師匠の肉竿をぎゅっと握る(う、んっ)と師匠の竿がビクっとした。師匠は一層橋本の口の中の舌を上下にしたり激しくかき乱すと、橋本の身体が、一瞬にして火照りだす「うぐっ、ふぁ~師匠~、お願い~だよぁ~」と懇願し、ズボンを下し、反りたち濡れ始めた下着を脱ぎ、「師匠~、はぁはぁ、たまらないよ~」と言って股を開く。そんな可愛く懇願する橋本を師匠は見つめている内に、鼓動が高鳴り、橋本の逸物を握るとそっと撫でてゆき、時より激しく擦る「はあぁ~ん」と橋本が声を上げた…。(あっ!今の声…上に聞こえたかな?…否…聞こえることはない)と師匠はふとっ思うが、師匠は橋本の逸物をぺろぺろと舐めてから、加えた。橋本は歓喜し喘いだ(し、師匠~、や、やっぱり、僕だけだよね~。僕をはぁはぁ)と橋本は思い耽る。師匠の口の中で一層大きくなった橋本の逸物を師匠は感じて、「はぁはぁ、橋本~、いいのかい」と囁くと「おくれよ~、」と紅顔な橋本は呟いた。師匠は、作務衣を脱ぎ、橋本の極秘の肉穴に顔を近づけて、舌で舐める「ふあぁああ~」と橋本は一層大きな声で喘ぐ。師匠はそんな橋本の憂う顔を見つめながら、肉穴に自身の肉竿を差し込んだ刹那橋本は「あっ、はぁ~ん、はぁはぁ」と喘ぐ。師匠は一瞬、瞳を閉じた際にTAKUMAの笑顔がよぎったので、はっとして、橋本を見つめた(はぁはぁ~、わ、悪い~、こんな、こんなに、愛おしぃ~、おまえを~)と思うと、思い切りに橋本の身体に肉竿を突っ込む師匠である。艶めかしい空気が部屋に広がった。二人は繋がり燃え上がるが、心の隅にモヤがかかっていることなんて、ふたりには感じることはなかった…朝である。(はぁあ、師匠~好きだよ~、僕だけ、見つめて)と橋本…(はぁはぁ、こんな時に~あいつが、なぜちらつくんだ、くそっ)よ師匠…。
そんなふたりの想いは窓の外から聞こえてくる雨音がかき消してゆくのだ。