(仮)二人の世界
三階の階段すぐにある一番広い部屋。たどり着くとTAKUMAは鍵を開けた。
香夏子の顔の覗き、導く、香夏子は懐かしいヒノキの香りをスゥーと嗅ぐ家具もそのままだった。
軋む板も相変わらずなので、香夏子はクスリと笑い、TAKUMAをみた。香夏子は窓辺に行きカーテンを開けると、
窓の景色をみた。ほんのり川岸辺りがほんのりのした明かりが灯っていた。(あっ、灯篭だわぁ)と香夏子はうっとりとみつめていた。TAKUMAは、扉の鍵をかけてキッチン場に行き、水をコップ一杯飲んだ。窓辺に立つ香夏子の傍に行き、後ろから抱き寄せて香夏子の首筋に軽く口づけをして、カプリと加えて、舌で、ペチャリペチャリと舐めた(はぁあぁ~あっ)と香夏子は、今日のひとときの時間だけで、TAKUMAに何度も、弄られていた身体が、ぞくっとすると同時に燃え上がるすべてのパーツが歓喜し、、待ちに待っていた気持ちがあらわになったので恥ずかしくて頬が染まった香夏子。その気持ちがTAKUMAにも伝わり「まだだよ、香夏子。帯ほどくね」と言われた香夏子はほんのり光る窓に両手をそっと添える…TAKUMAは、黙々と帯をほどいてゆくが、時より香夏子の首筋にかぶりついてが舌を鳴らし、喘ぐ香夏子を見つめる。TAKUMAは一巻き一巻きをとても丁寧にシュルリシュルリとほどいてゆく着物の師匠か何かのように、最後の一巻きは一気に回し解くTAKUMA。香夏子の身体はくらりとよろめき、TAKUMAの胸に香夏子の身体がすっぽりと収まった。TAKUMAは香夏子の顔を両手でクイっとあげて、唇を押し当てて、香夏子の口の中に舌を押し入れて、濃厚な接吻をするのだ。香夏子は、TAKUMAの背に両手を回して、ぎゅっと力を込めた。TAKUMAと応呼し、一層はげしく舌をかき回す。TAKUMAは香夏子の両肩にそっと手を置き着物のするりとはぎ落すと淡いピンクの長襦袢が現れた…窓から差し込むぼんやりした光が香夏子の全身のラインに注ぐので、TAKUMAは少しその姿を眺めている。(TAKUMAさん、どうしたのかしら?・・・そんな目で見られえていると・・私)と香夏子は少し俯き、片足を捩り、自身の密林を隠すのだ。そんな仕草までもが愛おしく想うTAKUMAは、両手で香夏子の二つの小さく膨らむ丘をゆっくりと揉む込むと(はぁ~ん)香夏子は喘ぎ両手を後ろにある壁に沿わす。ツンとした乳輪が、TAKUMAを誘いこむ様に香夏子の上半身はピクピクと震えてる。TAKUMAは、もう一度さらに強く揉みこむ、(あっ、あぁ~)香夏子の恥じらう声が先程よりも高くなったのでTAKUMAは香夏子に口づけをしながら、右手で小さな丘を揉み、左手で腰を捉えてゆっくりと香夏子をすくい込み、倒れさせる。香夏子の両手はだらりとなり、長襦袢の裾が肌蹴ている事を知りつつもTAKUMAの整った顔をぼんやりと、吐息を吐きながら見つめている。TAKUMAは自身が着る、着物の帯をほどくと、香夏子に跨りゆっくり顔近づけて香夏子の鼻をペロリと舐めた(いやぁ~、あぁ)と香夏子は恥じらうと、頬が染まった。香夏子の首に両手をそっとそえてゆっくりと撫でてゆくTAKUMA。少しずつ下がりデコルテあたりでは、人差し指と中指でマッサージをするかの様にとても優しく撫でてゆくTAKUMAの吐息でなぞられる箇所にかかるたびに、香夏子は全身の身体を悶え喘がせるとじんわりと汗が染み出る(はぁんっ、人力車に乗ってからの行為で~我慢がぁ、あっ)と肌蹴ている襦袢から、甘く甘美な匂いが立ち籠もる。TAKUMAも感じ出したのか、逸物が香夏子の下腹の上で反りだしたのだ。
香夏子の上半身にかかる襦袢をするりと剥がすとちいさな丘に反りたる火照る乳輪を口に中に入れて、チュッと吸い込むと香夏子は上半身を反って(くっ、う、んっ)と喘ぐのだ…。TAKUMAは下半身に肌蹴かけている襦袢をヒラリと開けて香夏子の臍を舐めるとそのまま、ゆっくりと舌を這わしながら、自身の両手を香夏子の両脚に添えて、クイッとM字脚にして、香夏子の香り立つ密林に顔近づける。「TA,KUMA,さ~ん、見ないでぇ~、あぁ~」と、香夏子は小さな丘に反した下半身にあるぽちゃっとしたお尻を左右に揺らすのだ。(香夏子ぉ~、はぁはぁ、密林から滴っているんだからぁ~はぁはぁ)TAKUMAは、「香夏子、下の部屋がぁ…まっいいか」と呟き、密林の分け目に舌をペロリと舐めた「はあぁ~んぅ、ここではぁ~イヤよぁはぁ」と身体を捩る香夏子だが、そのたびにフローリングっていても、古い板なので、ギシリと振動がするのだ。そのたびに香夏子の神経が過敏になりつつも、喘ぐ声が高いので、隣や下の住人にはわかるのではと、怯えた顔をする香夏子を見るとTAKUMAは、ぞくっとする気持ちと快感が全身に駆け巡る。(はあはあ、ここでは~、香夏子の身体は一層可愛く見えてしまうって、(ぺちゃりぺちゃりと舌使いをする)俺も~、相当なぁ人間かなぁ)と香夏子の密林の分け目を一つ一つ丁寧に指でなぞっては開き、舌で舐める。そのたびに香夏子の声とともに、密林も応呼し、「いやぁ~あぁ、あぁ、うっん」(ペチャリペチャリ)と奏でる。隣住まう男性は、すでに就寝し夢の中である。下の住人は、あの師匠が友と酒を交わし、ジャズをかけながら麻雀をやっていたので、上でそんな情事が行われているなんて、知る由もないのに、香夏子の少しばかり残る理性がうっすらと一滴の涙になっている。そんな涙をTAKUMAなりに感じていたが、香夏子の燃え上がる密林の熱と香りを嗅ぐとくらっとするくらいに、自身に息子が立派になってきているのだ。TAKUMAは、上半身を起こし、密林への冒険を試みる気持ちがふくらんだので、ゆっくりと挿入すると、香夏子はその振動か感触かで、一層声が、甘くなり「はあぁ~んっ、い、い、そこ、そのままぁ、ゆっくりと、お願いぃ~、はぁはぁ」と囁くとTAKUMAの背に自身の両手を回すと爪をTAKUMAの肌に食い込ませるのだ。(おぉ~、熱した泉の波が、肉幹がぁ、気持ちぃ)「か、な、こ~、いいよ、気持ちいいよ、ゆっくりだねぇ~はぁはぁんっ」と悦を感じる二人の脳内では、今日での情事が走馬灯のように廻る度に、閉まる密林の中で一層膨らむ肉幹に二人の愛液が絡むのだ。
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