⑦オオカミさんと。溺れる愛の行く先に【番外編も完結】
「バカ蒼士っ‼」
母ちゃんの怒鳴り声が遠くから聞こえる中、フラフラと自分の部屋まで辿り着く。
ベッドにゴロリと仰向けた。
…漠然と、言われるままに里帰りして、そんなこと考えてもみなかったし、
2人で話し合ったりもしなかった。
恥ずかしながら私は、未だに恋人気分でイマイチ実感が無かった。
私達、2人っきりでも家族だったんだなあ。
秋人サンだって…1人できっと寂しくしてるよね…
ヨシ、決めた。
部屋に戻った私は、急いで旅行鞄に帰り支度をし始めた。
待っててね秋人サン。
やっぱり私、そんなに離れていられないや。
燈子は、燈子は………
アナタのお側へ参りマスっ!
「待っててね~、マイラブダーリン‼」
母ちゃんの怒鳴り声が遠くから聞こえる中、フラフラと自分の部屋まで辿り着く。
ベッドにゴロリと仰向けた。
…漠然と、言われるままに里帰りして、そんなこと考えてもみなかったし、
2人で話し合ったりもしなかった。
恥ずかしながら私は、未だに恋人気分でイマイチ実感が無かった。
私達、2人っきりでも家族だったんだなあ。
秋人サンだって…1人できっと寂しくしてるよね…
ヨシ、決めた。
部屋に戻った私は、急いで旅行鞄に帰り支度をし始めた。
待っててね秋人サン。
やっぱり私、そんなに離れていられないや。
燈子は、燈子は………
アナタのお側へ参りマスっ!
「待っててね~、マイラブダーリン‼」