桜色の空
タイトル未編集
「最初はぐー!じゃんけんポン!」

私山田優花はいつもじゃんけんに弱い。


今回は特に負けられなかった。

年に二回ほどある委員会決めだった。

皆、委員会決めは命がけだった。

楽な委員会もあれば休み時間を潰されてしまう委員会もある。

絶対に楽な委員会に入りたかった。

残っている委員会は、緑化・保健・図書のみっつだった。

だが、残ってる人は6人。どれも2人ずつだ。

候補の委員会は、全て落とされてしまった。

私は一番楽な緑化を選んだ。でも全員緑化を選んだ。

この時確実に負けると分かっていた。だから本番に弱いのは嫌だ。

「最初はぐー!じゃんけんポン!」

案の定負けました。でも一人負けって…


神さまのばか!←すいません笑

その後着々と委員会は決まっていき、私は余りものの、“図書委員”になった。


“キーン コーン カーン コーン”

授業終わりのチャイムがなった。

「あ~!なんで図書委員なの!」

私は友達の花木藍に愚痴っていた。

「大丈夫。委員会ついて行ってあげるから笑」

「神さま!」

と、私は藍に抱き着いた。

「ほんとに優花は大げさなんだから~」



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