隣にいたくて

「えっと名前は風間祐也!皆には祐くんっていわれてる、それと連絡先はちょっとまだむりかなあ~えっ!タオル!?お、おれに??
でも今日初めてきたんだけど笑」

どの質問にも丁寧に軽くお辞儀をしながらかえしていく祐くん

その姿はどこかアイドルのようで…

「あ!あの!」

横にいた紀美子が顔を紅色にそめて
ここの皆が今、一番聞きたいで
あろうことを上目遣いで祐くんにきく

「祐くんって彼女いたりするんですか??」

「彼女??」

「は、はい!」

「彼女はいないんだけど、」

「だけど!?」
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