隣にいたくて
学校にいけない?
母にいわれてはじめて
今の自分の状況にきづく
そうだ、学校にいけないんだ
私学に行くお金なんて、ないんだ
それに気付いた瞬間
今までの努力はなんだったの?
と、ばからしくなってきて
涙があふれる
「美祐あんたもー学校やめてもらうからね!
高校いきたかったら自分で働きなさいよ!」
母は冷たくあたしにそれだけいうと
また父と喧嘩をはじめた
わたしはこの場にいたくなくて
亜美と来実の手を取り
自分の部屋にこもった