隣にいたくて
昔から~
昔からそうだ、

私は大事な所で祐也に頼り過ぎなんだ…

毎回、毎回迷惑掛けて

そのせいで今回は
ついにこんな事になってしまった

祐也は俺にもっと頼れっていうけど
私はもう充分頼ってしまっている

しかも、今回は私の家族の話しなのに
それにまで巻き込んでしまった。

私を庇って…
こんなことにしてしまった

酸素マスクをつけて横たわっている
祐也の手を握り力を込める

"ごめんね"


返事ができる状態じゃないことは
分かっているのに、つい話かけてしまう
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