隣にいたくて
「おばさん、ほんとうに、ほんとうにありがとうございます。信じます、祐也は大丈夫だって信じます…うっ‥うぅ」

おばさんの優しい言葉に
我慢していた涙があふれてくる

「なかないで、睨んじゃってごめんなさいっ お兄ちゃんがやったことなら仕方ないよね
皆で願を?きっと大丈夫だよっグス」

横にいた愛ちゃんも私の手を取りながら
涙混じりにそう言ってくれた

「ありがとっ…愛ちゃん、おばさん」

祐也…ほんと貴方の家族は
良い人たちだね
すごく愛されてる、
皆が祐也を心配してるよ

ちょっと羨ましいぐらい

だから、ね?
はやくもどってきて

"待ってるから"


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