隣にいたくて
「美祐ねぇいいところに!そこの食器とって!」
「うんっ」
朝から元気いっぱいの亜美と
初めての家なのにもう台所を自分の
ものにしている来美…
念願かなって
今日からこの二人の妹も一緒にすむ
ことになった
「そだ!お父さん起こしてくるね!」
そういって台所から走ってでていく亜美…
この二人、もしや私より全然
手際がいいのでは…
「ちょっとお姉ちゃん!はやく運んで運んで!私達家変わって学校までの距離遠くなったんだから!」