隣にいたくて

そ、そうだっ
ごめんね…
すぐ運びますとも、

私が出来たおかずを机に並べて
来美がご飯を装っていると

「おはよ」

亜美に無理やり起こされたであろう
寝ぐせもまともに治ってない
父がリビングに入ってきた

「おはよ、」

「皆そろったね!じゃあはやく食べていくよ!」

「う、うんなんか来美…台所にたつとキャラちがうんだね笑お母さんみたい」

自然な感想を述べたつもりだったのに
来美の頬はみるみる真っ赤になる

「な!そんなことない!普通よ、もぉ早く食べて」
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