隣にいたくて

気づいたときにはまた水をかけられていた
着ていた制服はもちろんびしゃびしゃだ、

「あんたさー?なんでここくるわけ?」

ドカっ

「いやっ」

見事にありさの蹴りが溝に入り
苦しくて動けない

その間にも蹴りや平手など
痣になるほどたくさん殴られた

「ふっもうくんなよな!」

もうほとんど意識のない私に
それだけいうとありさたちは体育倉庫から
出て行った…

一人を残して…

「あんた、邪魔なんだよね」
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