隣にいたくて

せっかく勉強して
祐也と同じ学校になれたんだ
こんなことで辞めるなんて…

散々悩んだあげく
絶対に高校にバレないように
あたしは夜の仕事をはじめることにした

いわゆるキャバクラだ

夜の仕事なんて絶対したくなかったが
高い高い私学の学費を払うには
こうでもするしかなかった


次の日

さっそくキャバクラにいき
なんとか年齢をごまかして
来週から働けることになった。

そんな私を母はなにも言わずに冷たい目でみてきた

はやくでていって
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