隣にいたくて

「ええそうよ!だからもう貴方のものじゃない!邪魔しないでよね!」

華は興奮気味にそういうと
走って屋上を出て行った

そんな…

祐也、わかんないよ私…

貴方が告白してくれたあの時…

どんなときも俺のそばにいろよって言ってくれたから…
俺はお前から離れないからって言ってくれたから…

その言葉を信じて貴方のそばにいたいのに…

祐也から、祐也からっ
私の元を離れていったら
私。わたしどうしたらいいかわかんないよ…


屋上で独りアスファルトの地面に
崩れ落ちて号泣する
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