隣にいたくて

私の様子見ると理由も聞かずに
ベッドを貸してくれるところは
少しありがたい

今は誰にも話したくないから…

「借ります、ありがとうございます…」

「いえいえ、私ちょっと会議でしばらく開けるから自由に使っててね!」

そういうと相変わらず元気な笑顔で
保健室を出ていった

ふぅ…

一人になるとさっきのことを思い出す

なんで…?
なんで華と付きあうことになったのっ

俺のそばにいろって…
言ったくせに…
祐也っ
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