隣にいたくて


「え!?」

あっ、ついつい本音が
声に出てしまう

「いや、っなんでもない…私も今のあなたといるとなんだか調子狂っちゃう…」

「っ…そっか、ごめんね、俺いたら迷惑だよねそろそろもどっ」

「っ!まって、違うそういう意味じゃない」

私の言葉に少し落ち込んだのか
俯いて保健室を出ようとする祐也の
ジャージの裾を引っ張る

私の行動に驚いて固まっている祐也の目を
まっすぐ見ると

「そういう意味じゃなくてっ‥私も貴方といると落ち着くの、今体調わるくてねもう少しここにいてほしい」
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