隣にいたくて

向こうもケジメを付けたいと思っているのか
何度かそれらしき場面はあった

でも結局どちらも言い出せず
いつも時間だけが過ぎて言って
まだ全然ちゃんと話したいことが
つたえれてないままだった

祐也との関係は
なにも変化してない訳じゃなく
保健室のことから前よりは
断然話すようになった

記憶は戻って無いけれど
なんだか気になるらしく
結構くっついてくる

でも、まだ好きとかきっとそういう感情
じゃないんだろうなってことは
なんとなく祐也の目をみたらわかる

だからか、周りもまえみたいに私に
嫌がらせをしてくる人はいない
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