隣にいたくて

おれの涙と汗が美祐の顔にかかる
美祐っ、お前は死なせねぇ
おれが、俺が守るんだっ

「祐也‥私、
貴方に出会えてほんと良かったよっ
私ねほんとに貴方が好きだった‥
いつでも守ってくれて、近くに居てくれて‥っうぅ
ほんと、幸せだった‥ヒックっだから貴方には生きてほしい‥っ
私の鞄に、もし記憶が戻らなかった時
貴方に渡そうと思ってた手紙がはいってるの、
もう必要ないから捨てようと思ったけどっ
書いといてよかった…
もっと貴方の隣りにいたかったっ‥
でもっ神様はイジワルねっうぅ
大好きっ愛してた」

そういって俺の手を離そうとする美祐‥

「おい!やめろ、やめろやめろぉっ」

「まって!」

バシっ」
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