隣にいたくて
華は口が固く、
なんでも相談に乗ってくれて
あたしが唯一心を許せる友達だった
今日も華といつもどうり他愛もない話を
しながらバス停でバスを待っていると
「はよ~」
あくびをしながら寝ぐせのついた
髪をなびかせてやってきたのは
幼馴染でわたしの好きな人でもある
かざま ゆうや
風間祐也
通称 祐くん
背が高く整った顔立ちで勉強
スポーツと何でもできる彼は
学校でももちろんモテモテで
ちょっとしたアイドルのような存在