隣にいたくて

抱きしめられ
暖かい祐也の胸に包まれると
つい我慢していた
涙があふれでてきた

「お、おい泣くなよっ」


なくなよなんて言いながら
自分も泣いてる祐也をみると
おかしくて笑ってしまう

「んふ 祐也も泣いてるじゃん」

「う、うるせーよ
ほらもーこんな時間じゃんおくってやるからもー帰るぞ」

ちゃんと私のことかんがえてくれて
それでもって送るなんて
さらっといってくれるところが
やっぱり祐也だな


「ねぇ、あたしを彼女にしてくれるの、?」
< 43 / 250 >

この作品をシェア

pagetop