隣にいたくて

それに気持ちを伝えられなかった
私とは違い真っ直ぐに気持ちを伝えた
美祐が少し羨ましい

私は三人でずっと一緒にいたいと
思ってたのに
それがあたしのただの押し付け
だってことはわかってるけど…

「華…?どうしたの?」


叫んだまま黙っているあたしをみて
不思議に思ったのか不安げに
美祐があたしを覗きこんでくる



「も、もぉ~二人共いつのまにー!
あたしの知らない間に話すすめちゃってー
まったくあんたたちは~笑」


なんて笑顔なんてつくりたくないのに
とりあえずその場をしのぎたくて
気持ちがバレないように笑顔で返す
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