隣にいたくて

胸のなかのモヤモヤは
とれないままさらに大きくなった
ような気がする

放課後になり教室には
少しのクラスメイトと

このクラスでも目立つ
あかりたちのグループがのこっていた



美祐には
今日はまだやりたいことがあるからと
祐くんと二人で先に帰ってもらった

三人で帰りたくないとは
さすがにいえなかった

というより
そんなこといって話をめんどくさく
したくなかった

とはいっても
やりたいことなんてあるはずもなく
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