隣にいたくて

やっぱり。

皮肉なことに不安は見事に的中するもので、
明らかに避けられてる

はぁ…華が居なくなった教室では

すごく自分が惨めに感じて

華の後をおうようにあたしも教室を
でようとした。

「ちょっと南さん?話があるんだけど?」

肩に違和感を感じて振り返ると
クラスでも目立っているグループの
あかりたちによばれた

(どこまでいくんだろう…)

あかりたちに腕を掴まれたまま
階段を降り校庭のほうにむかわされる

まさか…
< 74 / 250 >

この作品をシェア

pagetop