隣にいたくて

無言のまま立ち尽くしてるわたしに
しびれを切らしたのかあかりが私の肩を
つよくおした


【っ…】


押された衝撃であたしの体は
後ろのフェンスにあたり
その痛さと怖さにおもわず
しゃがみこんでしまった


「クス、ダッサー爆笑」

そんなあたしをみてあかりたちはクスクスとわらいだす
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