隣にいたくて

「プッきたねーこいつないてるよー爆笑」

「水で切れにしてあげないとね~」

あかりたちのグループの一人が
どこからか水のはいったバケツをもってきた


逃げなきゃ…
そうわかってるくせに怖くて足が動かない

「せーの」

バシャ

掛け声が聞こえた次の瞬間
頭の上から大量の水がふってきた

ポタポタ…

あたしの制服は見事にビショビショで、

「クス あっはは ばかじゃないの 幼馴染だからってちょーしのんじゃねーよクズ!
つぎ祐くんに近づいたらこんなじゃすまねーから」
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