隣にいたくて
祐也side
華は怒ってないから安心しろなんていった
自分がばかだった

あれから美祐の予想どうり

華はいつもの時間に
美祐の家にこなかったらしい

毎日のように3人で登校していたから
二人っきりの朝は久しぶりだ

「美祐…?大丈夫か?」

朝からずっと元気がなくうつむいている
美祐に精一杯の笑顔でといかける

「うん、ありがと」

美祐も笑顔でかえしてくるが
その目は全然笑っていなかった

無理して笑うなよ…
そんな笑顔みたくない

横を歩く美祐の姿はいつもよりどこか
ちいさくみえた






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