隣にいたくて
「とりあえずこれに着替えてきて」

保健室につくとビショビショの美祐に
驚きながら赤嶺先生が
ジャージをわたしてくれた

【はい…】

美祐も黙って頷きカーテンの中で
ジャージに着替え始めた

「ちょっと!風間くん?南さんどうしたの?」

「あー、いやわかんないっす」

言いたいが美祐も先生に知られるのは
嫌だろう

「ほんとー?まさかイジメられたりしてないでしょうねー!?」

「ないっすよ、イジメられてたら
いじめてる奴俺が、ぶっとばしますから」

「ふ~ん」
< 88 / 250 >

この作品をシェア

pagetop