不完全少女の毎日
「いいから教えなさい!」
「え…あの…苺殿は自然が一番ですよ…」
自然が一番???
じゃあ私はツンデレラになれたの…?!
「ひゃっふぅう!!!ツンデレラぁああ」
山田の腹を思いきり蹴り飛ばして檸檬の元へ走っていく。
「ゲホッ…ゴホッ」
「100回蹴られて一回撫でられる…」
「なんですか?それ」
「ツンデレというかツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツンツン「長い」
「まあツン×100デレくらいなんですよ苺殿は」
「はあ…」
山田にはそんなこと言えない。
言えばあの斧で…
「まあそれもいいかも知れませんね」
山田はボソリと呟いた。