強面の君




「じゃあな」









柔らかく微笑んだまーくんに見惚れて返事も返せなかった。








やがて誰もいなくなった道に







小さく






「またね、まーくん」






そうつぶやいた瞬間







あることを思い出す。










< 20 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop