強面の君






改めてじっと見てみるとふたりは横に並んでなにやら楽しそうに話している。









「っ、」










考えていなかったわけではなかった。







告白を受けてくれないのは












もうまーくんには特定の人がいるからではないか。













(もしかしたら私の想いが届いていないんじゃなくてあれがまーくんなりの断り方なんじゃ)











私は全身に冷水をぶっかけられたように真っ青になった。
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