強面の君








ギュ










思わずまーくんの怪我のない方の頬をつねった。










「いってーな」






「夢じゃない!!」










「ベタな手だな。つーか自分の出やれよ!!」








「だって痛いのやだし」









「全く」









呆れたような顔をしたまーくんは言った










「・・・結局お前だけだったんだ。」
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