強面の君






「おま!?マジで覚えてんだな



つーかなんで一字一句おば得てんだよ!!」






「当たり前だよ。私の胸を射抜いた瞬間なんだから。」




まだ、若干頭を抱えていたまーくん。






あれ、私、そんな変なこと言ったっけ?










首をかしげているとお前はほんと恥ずかしいやつだなって言って







私に続きを促すから










「『もう大丈夫だからな。今日から俺がてめえの飼い主だからな。ポチ』だったよね。










そんときのまーくんの笑顔にもうこの人だなって思ったの。」

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