これも青春。
同じサックスでも、音域が違うから、練習は一緒にできなかった。
その1ヶ月後、顧問の先生に呼ばれた。
「どうしたんですか?」
私が訊くと、先生は困ったような顔をして、
「あのね、3年生の子が、受験勉強でしばらく部活に来ないから、テナーサックスを演奏して欲しいの。バリトンサックスはひとつしかないし、先輩と交代しながら練習しても、上手になれないでしょう?バリトンサックスをもうひとつ買うまでだから。」
と言った。
その1ヶ月後、顧問の先生に呼ばれた。
「どうしたんですか?」
私が訊くと、先生は困ったような顔をして、
「あのね、3年生の子が、受験勉強でしばらく部活に来ないから、テナーサックスを演奏して欲しいの。バリトンサックスはひとつしかないし、先輩と交代しながら練習しても、上手になれないでしょう?バリトンサックスをもうひとつ買うまでだから。」
と言った。