唯一の愛をキミに【完】
講義が終わり唯を迎えに行き、今朝と同様に手を繋いで帰宅する。
「今日の晩飯なに?」
「んー、上原くんは何が食べたい気分?」
「中華だな。しかもガッツリ系」
そういうと唯は献立を考えながらまたもやうーんと悩みだした。
悩んでる唯には悪いがそんな姿も可愛い。
今更だけど半同棲みたいな生活だし、唯と結婚したら毎日こんな可愛い姿を独り占めできるをだなと思うと心が躍る。
「じゃあ回鍋肉はどう?お肉と野菜をたっぷり入れて」
「いいな、それ。旨そう。俺も手伝うよ」
そんな会話をしていると校門前に人だかりができていた。
由香里はもうとっくに帰ってるから由香里ではないはず…。
一体、何があったんだ?
「何かあったのかな?」
そうポツリと呟くと唯が目を見開いてその人だかりの中心の人物をただ見つめていた。
「…高井くん」
高井…唯が引っ叩いた相手、本城がその場にいた。
「今日の晩飯なに?」
「んー、上原くんは何が食べたい気分?」
「中華だな。しかもガッツリ系」
そういうと唯は献立を考えながらまたもやうーんと悩みだした。
悩んでる唯には悪いがそんな姿も可愛い。
今更だけど半同棲みたいな生活だし、唯と結婚したら毎日こんな可愛い姿を独り占めできるをだなと思うと心が躍る。
「じゃあ回鍋肉はどう?お肉と野菜をたっぷり入れて」
「いいな、それ。旨そう。俺も手伝うよ」
そんな会話をしていると校門前に人だかりができていた。
由香里はもうとっくに帰ってるから由香里ではないはず…。
一体、何があったんだ?
「何かあったのかな?」
そうポツリと呟くと唯が目を見開いてその人だかりの中心の人物をただ見つめていた。
「…高井くん」
高井…唯が引っ叩いた相手、本城がその場にいた。