唯一の愛をキミに【完】
彼女と花火と願い事
唯と出会ってからもうすぐで1年を迎える初夏のころ。
シーツに包まりながら寝ている唯を抱きしめながらその柔らかな髪に唇を落とす。
さっきまであんなに互いに求め合っていたのに、今は俺だけが唯を求めていて、
唯が起きないかな、と考えてはいたけれど枕元にある自分の携帯の着信音で唯を起こすことになった。
「飲み会?フォルテで?」
「そう。律の子どもが生まれてからみんな予定合わなくてさ。明日、フォルテの営業終了後に飲み会やるんだって」
大志からの空気の読めない誘いに若干、いや、かなりイラッとした。
「唯、明日バイト入ってたっけ?」
「うん。明日は学校終わってそのまま直行してからラストまで」
「そっか。じゃあバイト中の唯が見れるかもな。唯には俺専用に接客してもらわなきゃな」
そう言ってからかうと唯は顔を赤くして頭から布団をかぶった。
そういう仕草が可愛くて仕方がない。
シーツに包まりながら寝ている唯を抱きしめながらその柔らかな髪に唇を落とす。
さっきまであんなに互いに求め合っていたのに、今は俺だけが唯を求めていて、
唯が起きないかな、と考えてはいたけれど枕元にある自分の携帯の着信音で唯を起こすことになった。
「飲み会?フォルテで?」
「そう。律の子どもが生まれてからみんな予定合わなくてさ。明日、フォルテの営業終了後に飲み会やるんだって」
大志からの空気の読めない誘いに若干、いや、かなりイラッとした。
「唯、明日バイト入ってたっけ?」
「うん。明日は学校終わってそのまま直行してからラストまで」
「そっか。じゃあバイト中の唯が見れるかもな。唯には俺専用に接客してもらわなきゃな」
そう言ってからかうと唯は顔を赤くして頭から布団をかぶった。
そういう仕草が可愛くて仕方がない。