嫌いの裏の優しさ
予章
助けて…


誰か…


助けて…


何度も願って


何度も人に助けを求めた


けれど、そのうち気付いた。


助けれくれる人などいないのだと


頼れる人も信頼できる人もいないのだと


信用できるのは自分だけ


それがわかった時


涙が止まらなかった


どうして…


どうして…


どんなに辛くても


助けてもらえない


私は誰にも必要とされてない


みんな嘘


私は…どうして…ここに…


信用できるのは自分だけ…?


…どうして?


どうして世界はこんなにも残酷で…


悲しいのだろう…


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