悲しみの舞華(まいはな)



「みかってことはミィちゃんだね!」



「猫の名前かっ」



「「「「ミィ」」」」



「みんなして言わないでよ!和也まで!酷いよ〜!」



「「「「「(可愛い…)」」」」」



「フンッ…あ、未来は1年でしょ?
ここじゃないの?」



「え?僕はミィちゃんと同じで
2年生だよ?」



「同い年!?」



「うん!」


「なんかいろんなことにビックリさせられてるような…」



「俺が1年だぜ!」



「俺も1年…」



「そ、そうなんだ…」



「じゃぁまた後でな」



「分かった!」



「行きましょうか」



「そうだね」



私達は和也と湊と別れてから自分たちの教室へ向かった。



「入って下さい」



先生の声で、私達は教室に入った。入った瞬間教室内がざわめきだした。



「うわぁ〜、あの男の子可愛い〜!」



「あの人かっこいい〜!」



「あの子アイドルみた〜い!」



「やっば!超美少女!」



お〜、みんなモテモテ。ん?最後の美少女って?未来のことかな?でも未来は男だよ男。



「みんな静かに!4人は自己紹介する」



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