悲しみの舞華(まいはな)



倉庫に着くと、皆驚いていた。



「皆どうしたの?」



私が問いかけた後に皆が涙目になった。



「え!?本当にどうしたの!?私、何かした!?」



すると、下っ端君たちが「違います!来魅華さんが戻ってきてくれたのが嬉しくて!!」



「え…そんな事?」



「はい!!」



「…心配かけてごめんね。皆ぁっ、ただいまっ!!」



「おう!クミ、お帰り!」



「やっと帰ってきたかクミ」



「クミ、お帰りなさい」



「来魅華さんお帰りなさい!!」



こっちにいた未来が皆と同じところに行き、私の方を向いた。



「未来…?」



「クーちゃん、僕からも…お帰り!!」



「うん!!!」


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