悲しみの舞華(まいはな)
雨里が見せたのは、水色と白のシマシマ水着。
下はフリフリのスカートで、胸元の真ん中にはリボンがついている。
「これは派手じゃ…」
「つべこべ言わずに買う!あと、その格好もなおさなきゃね」
今の私の格好は、半袖のパーカーに短パン。
「せっかくだからお揃いの
ワンピース買お!」
「う、うん…」
「そういえば泊まり?」
「うん、泊まりだよ」
「じゃぁ、後で来魅華の家にお邪魔して服を見せてもらうから!」
「は、はいぃ〜」
その日は雨里が私の家に泊まった。
パチッ
朝、目を覚ますと4時30時だった。
「やば!雨里起きて!」
「んん〜…おはよ…って4時30分!?やばいやばい〜!」
私達は急いで用意した。