初めての相手は無愛想上司
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夕方はもうすぐだ
ヤバイ、と思い
小山課長が作ってくれた食事を摂り
シャワーを浴びた
げっ、
何度も下品な声を上げた
だって、身体中に赤い湿疹みたいなモノがたくさんあるんだ
もしかしたら
初体験、をしたから
身体に異変が生じたのかもしれない
どうしよう、とうろたえる
これって病院に行かないとダメ?
シャワーを浴びた後、
身体にタオルを巻き、どうしたものかと
悩んでいるとガチャリ、と
玄関ドアが開いた音がした
帰ってきた、と
私は玄関へ急いだ
『おかえりなさい!小山課長!どうしたらいいですか?私、病気みたいです』
勢いよく言ったせいなのか
小山課長は玄関のたたきで
ぽか〜ん、と私を見ていた
『聞いてますかっ?私、死んじゃうかもしれません!』
これは大げさかもしれない
けど、一大事なのは変わらない