星空の下で



家の近くの公園まで走ると、家に帰る気になれなくて、あたしは静かに公園のベンチに座った。



スマホを開くと、目に入ってくる「誕生日」の文字。



それを見たら、余計悲しくなった。



そのままLIMEを開き、震える手で文字を打つ。



17歳になった今日で、アイツとの関係は終わりにしよう。




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